2009年5月2日土曜日

追悼



ー余談ー



 マリオが死んだ日、引っ越しの手伝いに来ていた次男が、マリオの死に顔をしみじみと見て慈しむように頭をなでて遺体に線香をあげてから、仙台へ出発した。


 仙台に到着して、電話を受けた母親に言った。


高速道路を時速130キロで飛ばしながらボロボロと涙が止まらなかったという。


 一見、無愛想な関係であったが、小学生時代から大学院生になるまでの13年間、存在感の強いきずなに結ばれていたのだろう。




0 件のコメント: