景気が悪く、大学生の就職は超氷河期と言われている。そんな時期に大学四年になった次男は運が悪かった。
目指した会社の面接までいったが、合格しなかった。
次男は諦めが早い。
パパさんも心配して色々アドバイスするがこれという妙案はない。
土木系統だったのも災いした。
バブル崩壊で土木系技術者の最大の受け入れ企業である建設業界は元気がない。
当然関連の業界も不振である。
パパさんは「大学院にでも緊急避難するか」とアドバイスした。
次男は「えー、まだ勉強するのー?」
次男は大学の教授に話しをして大学院にいくことにしたが、(大学院は勉強したい奴が行く所なのになー)と割切れない思いだった。
マリオも一緒に複雑な思いをしていた。
オニイチャン!大丈夫か?