2009年6月11日木曜日

酵素と食物

◆ごはんの力と酵素◆

生命力が高いごはんって一体どんなものを言うんでしょうか。

これはホリスティックケアの大原則とも言えるんですが、まず、「ごはん」が一番大切だと考えます。
毎日食べるごはんが犬猫の血や肉、細胞、被毛、そして体質を作っているからです。
どういうことかというと……

例えば、私たち。

欧米人は肉をたくさん食べると言われています。

それと比較すると、日本人は穀物や野菜、そしてお肉よりお魚を食べ続けてきた民族です。

最近は、ベジタリアンなども出てきていますが、みんな、その食べ物によって例えば皮膚だったり、体質だったり、さらに性格までもが決まってしまっているわけです。

あなたの周りを見回してみてください。

自分で作ったごはんを、ゆったりとした気分で毎日バランスよく食べている人。

毎食、ハンバーガーやコンビニ弁当、インスタントラーメンなどをかけこんでいる人。

肌のつやや、健康状態に違いはありませんか。

また、最近の子供はなぜキレやすいのか、それはごはんをあまりよくかまず食べるものもジャンクフードが多いからだ、という説が一般的になってきています。

昔なら、ごはん、お味噌汁、お魚、おつけもの、野菜の煮付けなどを食べるのが一般的だったのが、最近では日本でも、ハンバーガーや冷凍食品やレトルト食品など、あるいはお菓子などを含めて加工食品が食のメインになってきています。

加工食品というのは調理の工程で、かなりの高温で調理・加工をしているので、その食材のもっている栄養素が壊れてしまうことが多いんです。

しかも、保存性を高めたり、おいしそうに見せるために複数の化学添加物が加えてあるケースがほとんどです。

このように、栄養価があまり高くなく、しかもカラダにとっての異物の含まれた食べ物を飲み物で流しこむ、という食生活が子供の心をキレやすくしてしまっているというのです。

食事のバランスが崩れているから、そのコのバランスも崩れてしまう、という意味なんですよね。

これと同じようなことがペットフードにも言えます。

ペットフードはとても便利なものですが、元々は保存食として作り出されたもの。

ですから、栄養バランス云々よりも、まず保存性に重きが置かれています。

また、加工するものですから、人間用の高級食材が使われているということは、ほとんどないと言われています。

人間の食品でさえ、偽装問題などが続出する現在、ペットフードだけが安全で栄養価が高く、安心できる食べ物だということは、残念ながらありえないというわけです。

そして、このペットフードには、犬猫に必要な決定的な物質が不足している場合が多い!という特徴があります。

それは「酵素」。

生物のカラダには多種類の酵素が存在していて、すべての生命活動に深く関わっています。

酵素というと消化酵素を思い浮かべる場合が多いかもしれませんが、酵素の働きは消化促進だけではありません。

消化器の他にも肝臓、腎臓、肺、筋肉、血液、脳といったあらゆる組織にそれぞれの働きに必要な酵素が含まれています。

簡単に言ってしまうと、私たち生物のカラダが動いている瞬間、必ず 何かしらの酵素がその活動をサポートしてくれているということなんです。

この酵素は熱に弱い、という性質があるため、高温加工をしているペットフードにはほとんど酵素は含まれていないというわけです。

体内の酵素がなくなった時、生物の命は終わるとさえ言われています。

だから、毎日のごはんが大切なのです。

酵素を補給できる食べ物、それが生命力を高めてくれ、自然治癒力を高めてくれるというわけですから^^;
では、酵素は何に含まれているのでしょうか。

それは生のお肉やお魚、そして生の野菜やフルーツです。

それでも不十分な場合には、良質なサプリメントを活用することでこの大切な酵素を補給することができます。

ふだんあげているペットフードに生の食材やサプリメントをプラスしてあげるだけで酵素パワーが犬猫ちゃんを元気体質に変えてくれる可能性大というわけ。

自然の恵みの力って本当にすばらしいのです !!

「僕チンたちが元気でい続けるためには、酵素という物質が大切なんだニャ。

酵素は生の食べ物に含まれているニャー」

さて、ちょっと駆け足での説明になりましたが、おわかりいただけましたでしょうか?

このお話、すべてのペットフードがいけない、手作りごはんにしなければいけない、というお話ではありません。

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