2009年6月1日月曜日

避妊

猫の避妊

-去勢・避妊の時期-

生後6ヶ月頃にしましょう。
猫ちゃんは、一度さかりがついてしまうと、その後去勢・避妊をしても、その後の発情期にも何度か性欲が出てしまい、苦しめてしまう事になります。
一度くらい出産させてあげようというのは人間のエゴです。

以下の人は必ず去勢・避妊をして下さい。

●産まれた子猫ちゃんを飼えない
●産まれた後の貰い手が決まっていない

-さかりがつくとどうなるか?-

オスは他のメス猫のにおいを嗅いで発情期になります。
メスの発情によりさかりがつきます。
メスは生後7ヶ月位から発情期が3ヶ月ごとにやってきます。
発情の期間は1ヶ月程度で、

オス
●なわばりを主張する為に、スプレー(臭いのきついオシッコ)をあちこちにし始める
●大きな声で鳴く
●外に出たがる

メス
●大きな声で鳴く
●床や壁、人などに体をこすりつける
●しっぽのつけ根をなでるとお尻を持ち上げる
●おしっこの回数がふえる
●ご飯を食べなくなる
●アソコをたくさんなめる

さかりのついた猫ちゃんは、想像以上にうるさく、人間にとって大変です。
さかりがついて手に負えなく捨ててしまう人も絶えません。

つがいで飼育していたり、プロの繁殖をされている方は別ですが、単体で飼っている方は相当の覚悟がなければ去勢・避妊をしましょう。
6ヶ月頃に去勢・避妊をすると猫ちゃんは小さい頃のままの性格で飼いやすく、大人しくなるといいます。

-去勢・避妊の費用-

オスは8000~30000円程度
メスは20000~50000円程度

が相場です。

残念な事に、貰い手のない子猫ちゃん、野良猫ちゃんが毎年かなりの数、殺されています。

不幸な猫ちゃんを増やさないように、去勢と避妊をすすめます。

一度位、子猫ちゃんを産ませてあげたいという気持ちは親心としては充分理解できます。
しかし、産まれて来る子々孫々の猫ちゃんにまで責任をもてなければ、いつかは子々孫々の猫ちゃんが路頭に迷う事も、保健所に連れて行かれて殺される事もあるのです。

猫ちゃんにとっても、発情期が来る前に去勢・避妊を行えば、発情の残りを経験せずに、苦しい思いをせずに暮らす事が出来ます。

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