2008年12月6日土曜日

青年時代

                   パパさん、大丈夫かな?
ー進学問題PART2ー

 長男と娘は大学生で、パパさんは大変である。どちらも私立大だから、授業料が高い。ボーナスは二人の授業料と住宅ローンを合わせると、素通りだとこぼしている。

 ママさんもボーナスはほとんど当てにしていない。

 次男は転向した中学で、レギュラーにならないけれども挫けずに野球を続けていた。高校に入ったら挽回してやろうと考えていた。 志望の高校は(野球が)弱いから、俺がレギュラーエースになって甲子園に行ってやるという野心を持っていた。

 その割に勉強しない。マリオが部屋を訪問するといつもファミコンのコントローラーを持ってチンチン、チンチンやっている。

 マリオとしても娘の前例があるだけに気が気でない。ママさんも気が気でない。

 パパさんは次男は大丈夫だろうとあまり気にしていない。

 それでも私立学校アレルギー(授業料が高い)で「私立だけは勘弁してくれよ」と次男に言っている。

 次男は「ウン、分かった」と素直に答えていた。

 数カ月後、次男はパパさんの期待に応えられず私立大学の付属高校に入った。

 又もやパパさんはガックリきたが「まっ、大学に入る時はエスカレーターだから良いか」と言った。

 マリオはパパさんが気の毒になった。


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