2009年6月10日水曜日

自然治癒力

◆病気を治す「自然治癒力」◆

私たちのカラダには、ケガや病気をしても元の健康な状態に戻ろうとする力が備わっています。それを自然治癒力といいます。

文字通り、自然に治癒する力のことです。

例えば、あなたが風邪をひきかけたとします。

早めにビタミンCを飲んで、ジンジャーティーを飲んで、ゆっくり寝たら治ってしまった。

これは、ビタミンCやジンジャーティーがあなたの自然治癒力にスイッチを入れてくれた
可能性が高いから、ということなんですね。

●風邪薬を飲んだら風邪が治った !

●抗生物質を飲んだら風邪が治った !

そう思っている場合が多いと思いますが、実際に風邪を治しているのは、生命体が本来持っている自然治癒力というものなんです。

あるいはケガをした。

軽傷なら、ほおっておいても時間がたてば自然に治ってしまいます。

子供の頃、転んでひざ小僧をすりむいても、一週間もすれば元通りに戻りました。

これも自然治癒力によるものです。

ところが、場合によっては風邪がなかなか治らない。

ケガがなかなか治らない。ということもあります。

それは、体力が落ちていて、つまり自然治癒力が下がってしまった時。

予想以上に病気やケガが長引いてしまいます。

病気やケガが長引くということは、心身にとってさらにストレスがかかっていく状態。

すると、どんどん自然治癒力は下がってしまうのです。

体力を消耗して、ますます病気やケガが治りにくくなる。

さらに、よりストレスに弱くなる。

すると場合によっては、まったく別の病気を併発してしまったりします。

そんな風にアンハッピーのスパイラルに陥ることは決して珍しいことではありません。

私たちもそうなんですが、犬猫の自然治癒力のレベルをなるべく高いところに保てるように普段のお世話にも気をつけていくことが大切になります。

では、どうすれば自然治癒力を高めることができるのでしょうか。


それには、大きく3つのポイントがあります。

●その生命体が本来の持っている力を引き出すことのできる生命力の高いごはんを食べさせてあげる !

●カラダに負担のかかる化学物質などをできるだけ体内に取り入れないようにする !

●心身にかかるストレスを極力減らす !

2番目と3番目は、いずれも「ストレス」という言葉でくくられるものです。

化学物質=ストレスという考え方はあまり一般的ではないかもしれませんが、犬猫も私たち人間も本来自然の一部です。

自然の物質によってのみカラダが作られています。

自然のものにケミカル=化学的な物質が注入されればお互いの間に違和感が生じ=ストレスになってしまうということなんです。

ごはん力とストレス軽減。これが自然治癒力を高めるpointです。

「僕たちには誰にでも生まれつき元気に生きようとする力があるニャ、時間が経てば自然に元気になれるんだニャ(=^・^=)」

さて、ちょっと駆け足での説明になりましたが、おわかりいただけましたでしょうか^^;

今回の話、薬をあげることが絶対いけない、というお話ではありません。


0 件のコメント: